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足利文化財パトロール隊
隊長 平岡 茂則
1.隊長所信
「目上の者を敬い、幼き者を慈しむ」 人間が成長していく上で最も大切なものと考えられる、ごくごく当たり前のこの感情が、現在失われつつあ ります。それは本来教え事ではなく、様々な人と接することで、自然と身に付いてゆく人間としての当たり
前のマナーなのではないでしょうか。今、目を背けたくなるような近親者への犯罪や、子供・女性など弱者 へ対する犯罪が年々増えてきています。全てとは言い切れませんが、その裏側には「心の孤独」が大きく関係
しているように思えます。人間は様々な経験を経て成長し、学習し、それを他者へ伝えることが出来ます。 しかし経験が無ければ伝えることは出来ないのではないでしょうか。
半世紀を迎え、長い歴史を持つ(社)足利青年会議所の主管事業である足利文化財パトロール隊(以下、 P隊)も今年で32年目を迎えます。その活動の内容は、決して個人では得ることの出来ない経験ばかりで
す。P隊に参加する子供達は、最初は、なんとなく遠慮がちな面も見受けられますが、様々な人々と接して いくうちに、徐々に会話が生まれ笑顔が溢れ「仲間」を作る楽しさを知ることが出来るようです。どのような
場合においても最初は「知らない人」です。人と接する事で得られる緊張感、協力し合う事により生まれる連 帯感により人は大きく成長できるのだと思います。子供は皆、無限の可能性を秘めています。
私は、一般市民の皆様に協力してもらい、市民と一緒に子供達の内面を育てる活動が理想的であると考え ています。足利の歴史を知り、文化財に触れ、郷土愛を育むことで、物の大切さや、今の足利の礎となった
昔の人々の努力を肌で感じる事が出来たら、自然と目上の者を敬う心が芽生えると思います。例えば専門知 識を持つ有識者や子供の目線に合わせて話をしてくれる学生の方々など、さまざまな分野で経験を持つ方に
協力をお願いし、子供達が自らの身体で体験できる場を少しでも多く与えていくことにより、子供の成長に あわせた言葉使い、人と接する上で大切なマナー、幼き者へ対して、自分が先輩であるという責任感が自然
と生まれることでしょう。「目上の者を敬い、幼き者を慈しむ」そんな当たり前の心のマナーを持てる人間を 育てたい。我々P隊一同、自らも学ぶ心を持ち、誠心誠意未来へ伝えてゆきたいと考えておりますので、ご
支援、ご協力のほど宜しくお願い致します。
2.運動方針
| (1) |
足利の文化財に触れ、郷土愛を育む |
| (2) |
目上の者を敬い、幼き者を慈しむ「敬愛の心」を育む |
| (3) |
体験学習を通して、連帯感、協調性を育む |
3.事 業 案
| (1) |
一般の市民および学生の皆様に協力してもらい、文化財を通して郷土愛を育む活動の推進 |
| (2) |
目上の方々とのふれあいの中で、自然と芽生える慈しみの心を育てる活動 |
| (3) |
有識者との連携を深め、体験学習を実践する
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